ACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合の設立のお知らせ

ACA株式会社(代表取締役社長 東明浩、本社:東京都千代田区永田町1-11-30)は非上場株式、社債、債権等のセカンダリー投資(二次買取)を目的としたACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合を2020年8月31日より運用開始することになりましたので、お知らせします。ファンド規模は15億円(最大金額)を予定しています。
弊社はこれまで非上場会社、上場会社のセカンダリー投資を投資毎の個別ファンドで投資運用をしてきました。それらの実績とノウハウを継承し新たにACAセカンダリーズ1号の運用を行って参ります。

セカンダリーズ1号ファンドの主な投資対象は以下の通りです。

1. 資本政策に課題のある中堅・中小企業、事業会社のノンコア事業等への投資
資本政策等に課題がある中堅・中小企業、事業会社におけるノンコアとなった出資持分や事業整理等に伴う株式を取得します。70歳以上且つ後継者が未定の中小企業の経営者は2025年には127万人に上ると予測されており、事業承継を目的としたファンドが受け皿となっています。しかし、株主が分散している場合は既存のファンド等により受け皿となることが難しい事例も多くあり、そのような会社の株式等についても取得していきます。また、新型コロナウイルス感染症による経営環境の悪化に伴い、事業会社が本業でないとしたノンコア事業・子会社・出資持分等の処分を含む事業再構築も増えていくものと想定され、それらの受け皿としてもニーズに応えていきます。

2. ベンチャー企業等の株式やファンド出資持分等への投資
ベンチャーキャピタルや事業会社、個人株主が保有するベンチャー企業等の株式、社債、債権等を取得します。
2019年までは世界的な超低金利、金余りの環境によってVCファンド、バイアウトファンドへの多額の資金流入があり、ファンドの乱立、大型化が進み空前のドライパウダー(ファンドの投資待機資金)の状態が続いていると言われていました。本年度以降、株式公開が延期となる企業も多くあると予測され、ファンド満期までに想定通りにエグジット(株式売却)の期待が見通せない投資先の受け皿として流動性を提供致します。

3. 事業再生投資
新型コロナウイルス感染症の影響や事業環境の大規模な変化により現在、多くの中堅・中小企業が厳しい環境に陥っているものと推測されます。事業・経営への積極的な支援を行うことで事業・企業継続が可能となるような会社の株式や社債等を取得し再成長の機会を提供して参ります。

ACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合について
設立日: 2020年7月17日
無限責任組合員: ACA株式会社
ファンド規模: 15億円(最大金額)
運用期間: 最終クロージングから5年(最大2年の延長可能)

ACA株式会社
設立: 2005年4月1日
本社:  東京都千代田区永田町1-11-30サウスヒル永田町
代表者: 代表取締役社長 東 明浩
資本金: 189百万円
事業概要: 上場株式及び非上場株式に対する投資ファンドの運営、業界特化型
ファンドの運営、M&Aアドバイザリー業務等の投資周辺事業
株主: ACA Investments Pte Ltd(シンガポール法人)

本件に関するお問い合わせ先
ACA株式会社(担当:西巻)
Tel: 03-5510-2880
E-mail: ynishimaki@acainc.jp

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